傷だらけの悪魔感想 第1編(1~7話)感想

約 6 分


傷だらけの悪魔 1~7話 感想

葛西舞(1~7話感想)

COMICOで連載中の「傷だらけの悪魔」の最序盤の1~7話の感想です。

傷だらけの悪魔 1~7話 登場人物

・葛西 舞

主人公 高校1年生、親の都合で東京から田舎に引っ越してきた。

田舎に到着するや否や「ザ・田舎」とdisる。

・小田切 詩乃

舞の転校した学校の生徒であり、中学時代は東京で暮らしており舞の居た中高一貫の中学校に在籍しており、かつ同級生。

舞の所属していた女の子グループからトイレに顔を突っ込まれる等の酷い虐めを受けていたことから舞のことも恨んでいる。

・大瀬戸 翠

舞と詩乃の担任の若い女性教師

・藤塚 優里亜

舞の転校先のクラスメイト、クラス内での力関係は強いらしい。

・栄 千翔子

詩乃の現在の親友の女の子

傷だらけの悪魔 1~7話 あらすじ

1話 「期待」 あらすじ

東京から田舎に引っ越してきた舞

さっそく転校先で「浮かないように気をつけなきゃ」と考え始める。

友達やクラスメイトの力関係を考えつつ、自分だけは安全でいられるようにふるまってきた利己的な性格をほのめかしている。

 

だが、ストーリー冒頭に「the・田舎」と田舎をdisったわりには、転校先で友達を作ることを「楽しみだなぁ」と言っているあたりは可愛い。

2話 「再会」 あらすじ

舞が担任(大瀬戸翠)に職員室で挨拶しているところから始まる。

担任との会話は普通の可愛い女の子である。

そして、舞を教室まで案内するために呼ばれたのが詩乃。

中学時代の虐めっ子と虐められっ子が遠い土地で再会したのだが、舞は気づかない。

詩乃は瞬間的に気づく。

3話 「決意」 あらすじ

教室へ向かう途中、舞をトイレへ誘う詩乃。

トイレの中で「中学どこだった?」「荒れてないの? いじめ酷かったりとかさ」と、舞が自分のことを思いだす様に話を振るが

舞は気づかず、逆に「そんな大したことないって」と詩乃の感情を逆なでることを言う。

 

詩乃は「私と同じ地獄を見ればいい」と考える。

4話 「教室」 あらすじ

クラスメイトを前にして、若干ひきながら「地味っ」と思う舞。

ただし「そういう所だっていうなら 合わせるけどさ」と考えてるので

結局「波風たたずに平穏に暮らせればそれでいい」って性格なのだろう。

教室内で自己紹介の後、藤塚優里亜に話しかけられて

「クラス内の力関係的にこの子結構強そうね、ひとまず仲良くしておこう」と思う舞。

5話 「告白」 あらすじ

優里亜と話が盛り上がる舞。

上手くやれそうな雰囲気になっている。

突然詩乃が過呼吸を起こしながら「私中学の時、葛西さんに虐められていたの」とカミングアウトして走って逃げる。

取り残された舞に、詩乃の親友千翔子が「・・・詩乃、中1の時虐めが原因で不登校になったって言ってた、葛西さん・・・もしかしてアンタ?」と詰め寄る。

6話 「想起」 あらすじ

中一時代の虐めを思い出して、千翔子には返事をせず走って詩乃を追いかける舞。

舞を「仲間に入れよう」と思ってたが「やめよう」という感じで憂鬱そうな優里亜。

舞は走りながら「苗字と髪型が変わっていて気づかなかった」とようやく、詩乃が過去虐めてた相手だと思いだす。

そして誰もいない廊下で対面。

詩乃のセリフ「私はアンタにチャンスをあげた、わざと虐めの話を振って気づかせようとした、あのとき気づいて一言でも謝ってくれたなら、許すことはできないけどアンタの邪魔はしないつもりだった、けどアンタは思い出すどころか『大したことない』って言った、あの瞬間に心にしまっておいた恨みがふつふつと湧き上がってきたの」

7話 「変貌」 あらすじ

ひきつづき詩乃のセリフ

「アンタはただ見てることが多かった、見張りとか言ってね、けどそれは良心が痛むからじゃない、いざというとき自分はやってませんって言い逃れする気だったんでしょ、私は知ってたわ、アンタが一歩引いたところでいじめを面白がっていたこと、私はアンタのそういう卑怯で姑息なところが、すごく嫌いだった」

この後殴り合いのケンカ・・・と言うより詩乃が一方的に強い。

舞の頭を足で踏みつけながら詩乃「アンタに楽しい学校生活なんて送らせない、追いつめて、追いつめて、死にたくなるくらい惨めにしてあげるから、楽しみにしていてよ」

傷だらけの悪魔 1~7話 感想

1~7話が序章になります。

中学時代、人格を否定されるような酷い虐めを受けていた詩乃。

「ほとんど見ていただけ」のよくあるポジションに立っていた舞。

例えば詩乃が転校ではなくて「自殺でもしていたら舞の心に残っていただろうか?」と考えたら、たぶん答えはNOなんだと思う。

虐めていた自覚のある人は、自殺をされれば少しは心に残ると思うけど、舞には「虐めていた」という自覚が薄い。

私の過去の経験上では、あまり関わって無い人(深く考えたことも無い人)が、どんな悲惨な目にあってようが、死んでしまおうが「思い出」もないので思い出すことも無い。

だからたぶん「虐めの復讐に死んでやる!」ってのは効果はほとんど無いのだと思う。

「すまんかったな、ごめんね~」と思ってもらえるだけの存在感など、ほとんどの人には無い。

あるんならきっと「人間扱い」してるだろうし、共感だって同情だってできたハズ。

それが無かったのだから、同じ人間としての共感する心は遮断してしまっている。

詩乃は舞の前に以前のように「存在感の無い何者か」ではなくて、「人間として」現れた。

それはおそらく転校生という仲間のいない弱者として現れた舞と、小さな共同体を作ってささやかながら幸せに暮らしていた詩乃のパワーバランスの差なんだろう。

現実的には舞のような人は「あっ」という間に、強者の側に立ってしまって、詩乃のように立ち回りができないタイプを再度視界から外してしまうのだが、この漫画の場合は

偶然が重なることと、詩乃が異常者と言っても良いような精神状態になることで、舞はカースト最下位に固定されてしまう。

 

詩乃の恨む気持ちもわかるし、舞の「保身のために立ち回ってただけ」と思う気持ちもわかります。

詩乃に対しては「やりすぎでは?」とも思うのだけど

ただ舞のようタイプは放っておくと再度虐めてくるかもしれないので、ほっておくこともできないかもしれない。

 

何にしても詩乃の「追いつめて死ぬより惨めな思いをさせてやる」という考えは、詩乃自信を狂わせていくことになります・・・。

かろうじて、詩乃が明るい未来を望む気があったのなら、一言「謝ってよ」とでも言って、舞が謝ったら許してやるしか無かったのかなと思う。

とても目障りな人には違いは無いだろうけど、今はそこそこ幸せに暮らしてる詩乃が自分の幸せを破壊してまで復讐をすることは無いだろうと思う。

結局、詩乃なんて舞から見たら「どうでもいい奴」でしか無いのだけど、舞だって詩乃から見れば「どうでもいい奴」であって、そう思えれば

自分の幸せを優先する気になれたのではないかと思う。

 

傷だらけの悪魔 7話巻末にあるキャラクター解説

※コミコってキャラクター解説読みたくなっても「どこにどんな解説があったか」忘れてしまったりするので書いておきます

葛西 舞

主人公。

高校一年生。

中学時代、詩乃を

いじめるグループ

に属していた。

小田切(玖村) 詩乃

クラスメイト。

中学時代いじめ

られており、舞を

恨んでいる。

藤塚 優里亜

派手なクラスメイト。

大瀬戸 翠

担任教師

 

おまけ漫画 ゆるふわ農ガール舞ちゃん

私(このブログ描いてる人)が遊びで描いてるだけで、本篇とは関係ありません

ゆるふわ農ガール舞ちゃん 第一話


 


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