傷だらけの悪魔 刺激編(16~23話) 感想

約 10 分


「獲物」「遊戯」「進路」「刺激」「夕日」「限界」「回顧」(16~23話)感想

※第20話はまとめ回

玖村詩乃トップ画像

傷だらけの悪魔 16~23話 登場人物

  • 葛西 舞 主人公 いじめっ子がいじめられっ子になりました
  • 小田切(玖村) 詩乃 舞の転校先にいた元いじめられっ子の少女 おとなしい感じは変わっていないが、舞と二人きりの時は豹変して凄む
  • 栄 千翔子 詩乃の友達
  • 藤塚 優里亜 静が舞に泣かされたことで舞を虐めだす
  • 名取 静 正義のヒーロー気取りで舞に絡んでいってアクシデントで泣かされた 優里亜と仲良し
  • 金谷 恵那 優里亜、静と仲良し
  • 近藤 千穂 おとなしい女の子、過去優里亜と何かあったらしい
  • 阿部 美波 千穂の友人であり従妹

16~23話 あらすじ

第16話 獲物 あらすじ

宏子と舞のやりとりを後ろから見ていた詩乃と舞口論になる。

詩乃「立場わきまえなさいよ 私はアンタを狩り追いつめる悪魔よ」

詩乃「ただただ見つめているわアンタが苦しむさまを」

詩乃、舞の手を振り払って去る。

舞(モノローグ)「ああ、もう昔とは違うんだ、獲物にされているのは私、どうしたらいいの」

場面変わって一人になった詩乃、過呼吸を起こしながら中学1年の時を回想

~回想シーン~

詩乃「葛西さんお願いがあるの、神谷さんたちと仲良いよね、私への嫌がらせをやめるように言ってくれない?」

詩乃「葛西さん積極的に私に嫌がらせしないじゃん、本当は虐めとか嫌なんじゃないの?」

舞「別に私アンタの味方じゃないし、いじめとかどうだっていいよ、自分に被害がなければ」

舞「あんたを守って私に何のメリットがあるの?『それでも守りたい』って周りに思われないアンタにも問題があるんじゃない?」

第17話 遊戯 あらすじ

宿泊学校、舞の部屋は優里亜、静、恵那、千穂、美波の6人

クラスメイト達の反応は「近藤(千穂)さん達可哀想」

部屋につくなり、舞の荷物を投げつけて虐めが始まる。

千穂は部屋に転がった舞のリップクリームを拾ってあげて立ち去る。

 

場面変わって進路指導が始まる。

ここでも優里亜は舞の進路希望に勝手に「お嫁さん」と書いて嫌がらせをする。

詩乃はそれをみて「・・・・くだらな」と不満げな顔。

詩乃(モノローグ)「なんていうか・・・藤塚さんたち甘いんだよな 便器に頭突っ込むくらいしてくれたらいいのに、藤塚さんは葛西を潰そうとは思ってないからな・・・所詮は暇つぶしのお遊びか・・・必要に応じて刺激を加えてもいいかもな」

詩乃(モノローグ)「そういえば藤塚さん親が厳しくて有名なんだっけ」

第18話 進路 あらすじ

優里亜が空気や状況を読む力が欠けている静のことを心配してることを語っている。

恵那が「あたしも静もゆりには感謝してるんだよ」と語る。

恵那「あたしたちを助けてくれたのはゆりだもん」

美容師になりたい優里亜だが親の理解が無く激しく罵倒されている様子が描かれる。

優里亜母(回想シーン)「美容師になりたいから東京の専門学校に行く?バカ言ってないでちゃんと勉強して大学くらいまともなところへ行って!」

優里亜母(回想シーン)「どうしてアンタだけ出来が悪いの」

場面変わって舞が進路のアンケートを書き直して提出「東京の大学に行きます」と書いてある。

先生と舞の会話で親の理解があることとを話していてそれを詩乃が聞いている。

第19話 刺激 あらすじ

進路指導は解散

「詩乃行こう」と千翔子が誘うが、「ちょっと待って」と動かない。

優里亜が部屋に戻ろうとしたら背後からつけて行き、千翔子と会話しながら(優里亜に聞こえるように)「葛西さん東京の大学行くんだって、やりたいことやらせてくれる親ってちょっと羨ましい」

部屋に戻ると舞の手鏡がなくなっていて押入れの前辺りで探している。

美波は千穂を誘って「外行ってみようよ」と言っている

静が陽気に「ゆりちゃんえっちゃん、静たちも外行こうよご飯まで時間あるよ」と誘う。

そこへ優里亜のスマホへ母親からメールが届き

「進路についての合宿なんでしょ? いろんな人の話聞いて考え直しなさい」と書いてある。

苛立った優里亜は押入れの前にいた舞の腹を蹴りあげて、倒れたところを押入れに閉じ込める。

舞「なにすんのよ開けてよ ねぇ!」

第21話 夕日 あらすじ

止めようとする千穂

優里亜「大丈夫よ近藤さん押入れに入れたからってケガするわけじゃなし夕食前にはちゃんと出してあげるわよ、いいって言うまで出さないでね、ちょっとしたしつけだから」

静「大丈夫だよ千穂ちゃん『しつけ』だから」

部屋を出る優里亜、恵那、静

美波に促されて部屋を出る、美波、千穂

美波「変に口出しても面倒なだけだよ、こっちに火の粉きたら嫌じゃん」

閉じ込められた押入れの中で物思いにふける舞

舞(モノローグ)「あの玖村(詩乃)があんなになるとは思わなかったな、おとなしいほうだったのに・・・いや、私があんな風にしてしまったのかな」

第22話 限界 あらすじ

押入れの中でトイレに行きたくなった舞。

部屋に戻った優里亜が押入れを開けると勢いよく舞が飛び出してきたので、反射的に腕をとって押し倒す。

「あ、ごめ・・・」と謝りかけた優里亜だが、舞は漏らしてしまっている。

スマホを取り出して舞の写真を撮る優里亜

舞と優里亜取っ組み合いながら

舞「満足かよ?!気分いいかよ?」

優里亜「は?元はと言えばアンタが」

舞「お前はそうやって理由をつけて私でストレス発散してるだけだろ!!」

恵那に投げ飛ばされる舞

静が舞の写真を撮ろうとスマホの準備をするが、千穂にスマホを取り上げられる千穂「もう、いい加減にして」

第23話 回顧 あらすじ

千穂「いい加減にしてよ、こんなのただのいじめじゃん、見ていられない!」

優里亜「だったらさ、近藤さんが葛西の面倒見てあげればいいじゃん、一緒に行動して、昼食食べて、あたしから守ればいいじゃん、なんでしないの?」

優里亜「結局今の状況を考えたら葛西に味方しても浮いちゃうもんね、わかってて保身に走っていたんでしょ?」

優里亜「周りの空気を変えようとしない、助けようと表だって動くわけでもない、でもちゃっかり『よくないよね~』とか言っていい人アピール?」

優里亜「そういう人なんていうか知ってる『偽善者』って言うのよ」

優里亜「変わって無いのね近藤さん、あの時から」

優里亜「近藤さんやっぱり私、あんた好きじゃないわ」

立ち去る優里亜

千穂も美波に連れられて立ち去る

部屋で一人倒れこむ舞。

舞「疲れる」

(部屋の外で美波と千穂)

美波「なんで思いとどまれないの?バカなの?アンタが変なことしたら一緒にいるあたしも被害を被るじゃんか、もうあの人たちに関わっちゃダメ!」

千穂(モノローグ)「私はもう、ずるい自分は嫌なの」

傷だらけの悪魔 刺激編(16~23話) 感想

「舞がお漏らしをさせられる」というショッキングなシーンがある、おそらく「傷だらけの悪魔」の中で一番有名な箇所です。

「有名」になったのはCOMICOがこの部分をネット広告に使ったからで

静が満面の笑みで「おもらしだ」と叫んでるシーンがネットサーフィンしてるだけで、あちこちの広告で表示されて大変気持ち悪ぅございました。(2年くらい前の話です)

おもらしだ!名取静

漫画の中でも千穂が静の反応を見て「ゾっ」としたような顔をするシーンがあるのですが、本当にわけがわからなくて気持ちの悪い子です。

・・・とか静の悪口言ってちゃいけないんでしょうね、この漫画の感想を書く場合。

静は静で考えた上での行動であって、異常な反応に見えるのも・・・まあ・・・こんな人はいるわけで

全否定はしちゃいかんのかな、と思う。

大人になったら人とのつながりが希薄になるので、理解できない(理解できないがゆえに怖い)人とはつきあうこともなくなりますが

舞達高校一年生の頃は狭い教室の中にいろんな個性が閉じ込められて共同活動をしないといけないのだから、いろんな衝突がありますよね。

ここまでの話で、舞の精神はだいぶ弱ってきていますね、最初の頃の「玖村より上になってやる」というようなことは考えなくなってきてる。

回想しながら「玖村が今のようになったのは私のせいなんだろうか?」と振り返るようになっている。

千穂は「虐めが嫌」と思っていて中学の頃の舞とは逆ですね。

今の時点で千穂が舞のことをどう思ってるかは描かれていないのですが、結局は「葛西さんなんかどうでもいい」とは思ってるかもしれません(どんな人なのかわかって無いわけだし)

千穂はただ「虐めが嫌」なのです。

中学時代の舞は「虐めとかどうでもいい」のです「詩乃もどうでもいい」けど。

千穂が「虐めが嫌」という感情を貫けるかどうかは今から先のお話です。

この漫画のいじめっ子である優里亜は「無意味に殴り掛かって来る」タイプではなく、何か理屈らしきものを言いながら殴り掛かってきます。

今回も「近藤さんは嫌い」と言ってますが、嫌いだからと言っていきなり殴り掛かってきたりはしません。

千穂も身の危険を感じてる様子はありません。

だからもしかしたら千穂が本気で説得すれば理解してくれるかもしれない人ではあるんですよね、優里亜は。

それにしても昔読んだ時の感覚だと、優里亜って「クラスの中心人物(=人気者)」って印象だったんですが、今読んだら全然違う印象でした。

なんだかとてつもなくめんどくさい女の子だし、クラスの他の女子もめんどくさいから優里亜にかかわらないようにしてるように見えます。

美波の「もうあの人たち(優里亜たち)に関わっちゃだめ」ってセリフには「ヤ〇ザみたいな扱いだな」と思った(笑)

優里亜本人は正義の人気取りなんだから、「痛い女」と言っていいのかもしれない。

まあ、こういう各キャラクターに欠点をちゃんとつくっていて、なおかつ全員が中学生・高校生らしい幼さも残したような行動をとるので「この作者上手だな」と思います。

第20話 ここまでのまとめ の内容

主人公の葛西舞は高校一年生

親の仕事の都合で高校生になったばかりだというのに東京から田舎へ転校

今までずっとクラス内で権力のあるグループに属していたため

転校先でもうまくやっていけると思っていた舞だが

転校先に田舎の学校で中学時代いじめていた相手と再会する

それが小田切詩乃

詩乃の髪型や苗字が変わっていたことや舞が詩乃にあまり関心が無かったこともあり

舞は当初詩乃だと気づいていなかったが

詩乃の方は自分をいじめていた一人である舞のことを忘れてはいなかった

舞が自分のことなど覚えていない

気にしていないことを知った詩乃は舞に対して復讐することを決意

詩乃はクラスの皆に舞が昔自分をいじめていたことを暴露し

詩乃の尋常ではない様子を見たクラスメイト達は舞から距離を置く

しかも事故で舞がクラスのリーダー格優里亜の仲間である静に怪我をさせてしまい

詩乃が煽ったこともあり優里亜に目をつけられ嫌がらせを受けるようになった

東京の友達は面白がるばかりで頼りにならない

なんとか状況を変えようとする舞だったが

普通に接してくれていた宏子にも拒絶される

まんまと詩乃の思い通り孤立を深める舞、そんな中行われた泊まりの校外学習で舞は優里亜に押入れに閉じ込められてしまう・・・

メインキャラ

葛西 舞 東京生まれの東京育ち。 中学時代詩乃をいじめてるグループに属しており、主犯格のちはると栞に協力していた。詩乃のことを見下しており、状況の変化を受け入れきれてない。

小田切 詩乃(玖村) 中学時代舞がいじめていた相手。本来は静かで温厚。中1時はいじめが原因で不登校気味。諸事情で改姓し田舎に引っ越し舞が来るまでは穏やかに暮らしていた。

いじめグループ

藤塚 優里亜 転校先の学校で幅を利かせるクラスメイト。静の件が原因で舞に嫌がらせをしてくる。友達思いで親友の恵那と静に対してはとても気を配っている。親と仲が悪い。

名取 静 優里亜と恵那の中学からの友達。子供っぽい性格で空気が読めない。優里亜と恵那には可愛がられている。

金谷 恵那 優里亜のグループの一人。優里亜とは小学校からの仲で、彼女を慕っている。

クラスメイト

近藤 千穂 おとなしいクラスメイト。舞へのいじめを苦々しく思っているが、なかなか行動できないでいる。

栄 千翔子 詩乃の転校後からの親友。舞が来る前から詩乃がいじめられていたことを知っており、詩乃をいじめていた舞を嫌っている。

黒木 唯 静かな男子生徒。今のところ舞へのいじめは静観している。

阿部 美波 千穂の従妹。にきび面。容姿にコンプレックスがある。

花房 宏子 クールで他人への興味が薄い。舞に「友達にならない」と言った。

花房 宏樹 宏子の双子の兄。唯の小学校からの友達。シスコン。

当麻 篤史 不良。平和な学校生活に退屈している。

山本 萌菜 ぶりっ子気味で女子にはあまり好かれていない。優里亜と折り合いが悪い。

大瀬戸 翠

担任教師。去年まで非常勤だったが、人員に空きが出たため本採用になった。

人物相関図

傷だらけの悪魔 人物相関図

※「傷だらけの悪魔 第20話 ここまでのまとめ」にある人物相関図を描き写しただけです

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