傷だらけの悪魔 近藤千穂編(24~28話) 感想

約 7 分


近藤千穂編(24~28話) 感想

近藤千穂編 登場人物

葛西 舞 ・・・宿泊学校中に藤塚優里亜に押入れに閉じ込められ、出してもらえた時には我慢の限界に達していた尿意が、優里亜に手をつかまれて転がされる格好になってしまったため失禁してしまった。

その続きの話だが、今回の章(近藤千穂編)は千穂の回想がほとんどなので出番もほとんど無い

小田切(玖村) 詩乃・・・中学の頃、舞の所属するグループに虐められていた女の子、舞へ復讐を誓うが、舞が失禁させられたことも知らずに暗躍している。

だが、この章では「食事係」とかいう係でうろついてるだけである。

近藤 千穂・・・この章では過去の回想をするメインキャラクター、だけど回想の内容は名取静のことばかりなので、ほぼ「名取静編」である。回想する言葉の節々から「虐めを見て見ぬふりをする、勇気の無い自分は嫌だ」と思ってる性格がうかがえる。 藤塚優里亜には「見て見ぬふりの偽善者」と中学時代から嫌われているが、虐められていた当の被害者である静には好かれている。

名取 静・・・よく喋る明るく楽しい子だが「空気が読めない、趣味が幼い」と中学時代に虐められていた。ちなみに中学時代から巨乳で顔も可愛い。虐められていた中学時代は陰気で感情もなくなっていて泣くことも無い

藤塚優里亜・・・中学時代から威勢がよくて、クラスのムードを一瞬で変えてしまう人。虐められていた静を救って自分の仲間にしてしまうが、別に「虐めが嫌だった」わけではなくて、「静を気に入った」だけの様子

金谷 恵那・・・小学生時代に虐められっ子だったけど、優里亜の影響でたくましくなった。優里亜の親友ポジション。作中一番のブスキャラであるが、この人がいないと「クラスの女の子はみんな美女」みたいになってしまうので絵的に超重要な人。

山本 萌菜・・・可愛い系美少女(らしい) 静虐めの主犯。中学も高校も静、優里亜と同じである。美少女独特の影響力を持って、静を虐めるが、静を気に入った優里亜に嫌われたために、高校生現在はクラスの片隅でひっそりとすごしてる。(男子には人気があるので”ひっそり”でもないのかもしれない)

近藤千穂編 あらすじ

近藤千穂①(24話)あらすじ

「静ちゃんってうざくない?」

と、なかなかショックなセリフで始まります。

静ちゃんは名取静、今(高校一年生)現在は舞虐めに邁進してるキャラクターです。

舞台は中学1年生の頃、小学生まで静と仲の良かった女の子が静を嫌いだすことから始まります。

小学校時代「仲が良かった」ので突き放すまでできずにいたのだが、その頃はクラスで存在感のある美少女だった萌菜に

「無視してみれば?」と助言され、静を無視するようになって、その後「静は無視」はクラス中にひろがり

「静と手が当たった」とかで悪口を言われるように悪化していく。

悪化していく中で、萌菜も調子に乗って、静のお弁当箱をトイレに落とすなど嫌がらせをする。

千穂はそれを「嫌だ」と思いながらただ見ているだけ、そして誰もいないところで静に「大丈夫?」と声をかけるくらいしかしなかった。

萌菜(ほほえみ)

近藤千穂②(25話) あらすじ

中学2年生になって、優里亜と恵那が千穂、萌菜、静と同じクラスになった。

萌菜は存在感のある優里亜には「勝てない」と判断して、仲良くしようとするついでに静を貶すような発言をしだした。

近藤千穂③(26話) あらすじ

調子に乗った萌菜は自分たちのしてきた虐めの内容までしゃべりだす。

おそらく虐めを喜々として自慢する萌菜が気に入らなかったのだろう、優里亜は静と会話をしに行く。

会話はたいした内容ではなかったのだが、机の角に腰をぶつけて痛がる優里亜に静が飴を渡してくれたので、そこで再度会話して「なんだ、根暗オタクかと思ったけどそうでもないのか」と静を見直す。

「友達になってあげる」と言う優里亜に静は号泣を始める。

優里亜(中学)

近藤千穂④(27話) あらすじ

「かっこいい」と優里亜に憧れの感情を持つ千穂。

「静の株が上がる=自分の株が下がる」と為らざるを得ない萌菜は「その子やめなって」とムキになってしまうが、それがかえって優里亜の反感を買い

「必死に他人を貶めようとする お前の方がウザいし痛い」と言われてしまう。

近藤千穂⑤(27話) あらすじ

萌菜はもともと女子にはあまり好かれていなかったので、この日を境に孤立することになった。

その様子を千穂は「正直スカッとした」思いで見ていた。

その後静は元気を取り戻し、静が千穂に好感を持っていることに気づいて話しかけてくる優里亜。

そして「偽善者」と千穂に言い残して去っていき、千穂は何も言い返せない。

場面は高校時代、宿泊研修に戻る。

夕食時「食事係の詩乃」が現れない舞を心配している(心配なわけは無いが)

優里亜が「おなか痛いんだって」と言った時に舞が現れて

千穂の隣の空いている席に座る。

近藤千穂(偽善者)

傷だらけの悪魔 近藤千穂編(24~28話) 感想

中学時代の「静と千穂」「静と優里亜」「静と萌菜」の関係が描かれてる章になります。

優里亜は「積極的に虐めていた萌菜」と「ただ見ていて、人のいないところで応援だけしていた千穂」を同列に嫌います。

この辺の感覚は良くわからないです(笑)

「応援だけしていた」ということは「ただ見て見ぬふりをしていた人たち」よりは静に同情的な人物で、静に同情的なら「助ければいいじゃん?」ということかもしれません。

もしくは「一緒に虐められればいいじゃん?」とも思うのかもしれません。

「なんで安全地帯から声だけかけるという卑怯な行動がとれるのか?」そこが優里亜には理解できずに「嫌いだわ」という発言に至ったのかもしれません。

 

優里亜は静を虐めていた萌菜に「あたしはこの子の去年のことなんて知らないしそんなんどうでもいいよ」(27話)と言うのですが

舞の過去も全く知らないのに虐めに邁進してるんですよね。

まあ静が泣かされたのが気に入らなかったのでしょうけど、それにしても度が過ぎています

(静を激しく虐めていた萌菜に優里亜が嫌がらせをするシーンは無いのでそんなことはしてないのだと思います)

結局舞に対しては「ちょっと気に入らなかったのがだんだんエスカレートした」のだと思いますが、

萌菜が「(静を)無視しとけばいいんじゃない?」と言ったことから虐めがエスカレートしていったのとあまり変わらない気がします。

千穂の偽善者ポジションは「良いか悪いか」と言えば、どっちでもなくて、「あんた嫌いだわ」と言われる程のことでもないし

言った優里亜もそれほど重大な意味を込めてるわけではなく、ただ「千穂の心の中に響いてしまった」それだけなんじゃないかと思います。

千穂と優里亜のやってることの違いは

  中学時代 高校時代
千穂 静を好きなわけじゃないが虐めが嫌なので応援だけしていた 舞が好きなわけじゃないが虐めが嫌なので優里亜に反感を感じているが何もしない
優里亜 静が気に入ったので友達になった 舞が静を泣かせたので虐めることにした

優里亜からしたら「相手のことをどう思ってるの?」と思うのですかね?

「それで好きなの嫌いなの?なんとも思ってないのに首突っ込んでくるの?」と思うのかもしれないです。

千穂は自分が善人でありたいんでしょうけど、静のことも舞のことも「よく知らない」んですよね。

「じゃあ善人でありたいと思うことは悪いことなのか?」と考えたら「別に悪くはないだろう」と思うので、この辺の感覚は「優里亜の主義」でしかないと思います。

優里亜は「正義をふりかざすめんどくさい女子」ってところでしょう。

良い時もあるし、悪い時もあるし、今は「本来の優里亜からも外れて暴走している」状況に見えますね。

葛西さん(ちんげん菜)

※葛西さんは上記のイラストのようなセリフを言うような子ではありません



Leave A Reply

*
*
* (公開されません)

Most Viewed Posts

More
UA-76146099-3