傷だらけの悪魔 狂気編(46~59話) 感想

約 12 分


狂気編 (46~59話) 感想

狂気編 (46~59話) 登場人物

葛西 舞・・・中学時代に虐めっ子グループに所属していた。高校一年生の途中で転校したら転校先にそのグループの虐めが原因で転校した子がいました。

小田切(玖村) 詩乃・・・中学時代酷い虐めを受けて田舎に転校したら、その転校先にいじめっ子グループにいた子(葛西舞)が転校してきたので復讐することにしました。

藤塚 優里亜・・・舞の転校先のクラスの女ボスみたいな人。静、恵那とは親友で慕われている。

名取 静・・・子供っぽいので中学時代に山本萌菜達に虐められていたが、優里亜が友達になってくれたことで救われた。萌菜に虐められている間、クラスのみんなに無視されていたが千穂だけが声をかけてくれていたので千穂のことは好き。

金谷 恵那・・・優里亜の小学生時代からの親友。小さな頃から外見にコンプレックスがあって泣いてばかりいたが優里亜に出会って性格が強くなった。

近藤 千穂・・・中学時代に静が虐められているのを見て「嫌だ」と思ったが、声をかける以外何もしなかったことを未だに気にしている。舞虐めも同様に「嫌だ」と思ったが結局何もできていなかったが、エスカレートしていく中で勇気を出して先生に手紙を出した。

山本 萌菜・・・可愛い系美少女で、中学時代はクラスで力のある存在で静虐めの主犯者だったが、自分よりも存在感の強い優里亜が静と仲良くなったために一気にクラスでの力を失った。虐められてはいないが優里亜と折り合いが悪い。

大瀬戸 翠・・・舞のクラスの担任の若い女教師。前職で大人の虐めにあったことから「舞にそんな辛い思いをして欲しくない」と思っている。ただし教師の経験が浅いのでやり方が雑。

黒木 唯・・・男子の主要キャラクター、舞と詩乃の立ち話をこっそり聞いていて、クラスでは「大人しくて優しい人」と思われている詩乃の本性に気づいた。

栄 千翔子・・・千翔子は「チカコ」と読む。中学時代転校してきた詩乃と親友になった。

当麻 篤史・・・金髪の不良少年、優里亜とつきあっていたことがある。今でも優里亜に惚れている。

大倉 涼・・・唯と仲が良い男子、剣道部。

市川先生・・・大瀬戸先生の上司(学年主任)にあたる男性教員

狂気編 (46~59話) あらすじ

注意 46話 あらすじ

ホームルームで「みんな仲良く楽しくやれていますか?」と聞く担任の大瀬戸翠。

クラスで緊張が走る。

舞がチクったんじゃないかと疑う優里亜。

なぜか優里亜をサポートするかのように「うちのクラス仲いいよ」と言い出す萌菜。

「私しか言う人は・・・」と動揺する千穂。

悩んでいる千穂に黒木唯が小さな声で「感情的になるな」と制止する。

唯と千穂のやりとりに気づいている詩乃。

大瀬戸先生は「それならいいの、先生はみんなを助けるからね約束」と笑顔で言ってホームルームは終了する。

追及 47話 あらすじ

ホームルーム後の休憩時間、舞のクラスに鍵がかけられていて他のクラスの子が入れない。

中では優里亜が舞に絡んでいる。

「私は何も言ってない」と焦る舞。

誰かが先生にチクったのだと察して、自ら名乗り出ることを促す優里亜。

教室を出ようとする涼(男子)を優里亜に惚れてる当麻(男子)が止める。

「お前試合(剣道部)前に怪我していいの?」と挑発する当麻。

「私、オリエンテーションの時に先生の部屋の方から一人で戻ってくるの見たよ、千穂ちゃん」と言い出す萌菜。

優里亜が千穂に食ってかかろうとするが、静に制止されてそれはできない。

しかたなく千穂と仲良しの美波を机に押し付け、書道用の墨汁を頭からかけだす。

千穂(青ざめ)

忠告 48話 あらすじ

「近藤さん、あんまりしゃしゃってこないで、でないと阿部さんどうなるかわかんないよ、世の中何が正しいかじゃないの、誰に力があるかよバカなのあんた?」と優里亜

墨汁を頭からかけられた美波とただオロオロするだけの千穂。

千穂が無事だったので「ほっ」とする静。

美波は涼(男子)が介抱に入る。

当麻(男子)は千穂に「楽しい遊びをしてるんだから邪魔すんなよ、あんまり邪魔すると藤塚じゃなくても、お前のこと嫌いになるかもな」と言う。

顔を洗いに行こうとする美波に千穂が声をかけようとすると突き飛ばされてしまう。

ただ「千穂が無事だった」ことに満足して千穂に微笑みかけてくる静。

クラスでは「嫌だわー・・・ああいう人(千穂)何考えてるのかわかんない」とたちまち悪い評判になる千穂。

千穂に「どうしても動きたいなら隠れて狡(ズル)く動け」と忠告する黒木唯。

反応 49話 あらすじ

学校帰り「ほんとろくなことしないな大人って」と翠を恨みながら一人帰る舞。

翠への怒りの後は「近藤さん大丈夫かな」と心配をはじめて、「前も怒ってくれた」と嬉しい気持ちもわいてくる。

「近藤さんなら頼めば友達になってくれるかも」と思うが「もう虚しい」と思って諦める。

 

場面は変わって教室の掃除をしている詩乃

「ずるいなぁ・・・私の時はそんな人(自分の心配をしてくれる人)いなかったのに」

教室の外の廊下では翠と千穂がすれ違う。

反省 50話 あらすじ

千穂(モノローグ)「私はこの人(翠)に何を望んでいたんだろう、あんな雑なやり方で来るとは思わなかった(中略)・・・みなちゃんにも葛西さんにも迷惑をかけた(中略)先生あなたは何もわかってないです、でもそれは私もでしたね」

気概 51話 あらすじ

トイレで考え事をしている翠

「もし藤塚さんが葛西さんに怪我でもさせてみなさい、みんな私を責めるんでしょう?」

「市川先生(学年主任)も長谷川先生(同僚の女性教師)もいざとなったら私を裏切っていくのだろう」

「『信じてくれ』なんて口にする人間は信じるに値しない」

「いざと言うときには、相手を叩き潰す気概がないとだめよ?葛西さん」

 

夕方、廊下では萌菜と当麻(優里亜に惚れてる男子)が話してる。

当麻「なんで(折り合いの悪い)藤塚の肩持つようなこと言ったわけ?」

萌菜「いじめってされるのは嫌だけどするのは面白いじゃん、口ではどんなに綺麗ごとを言っても実際のところ心の中にはそういう気持ちがあるのよ、人間って所詮そんなもんよ」

本心 52話 あらすじ

当麻と優里亜の話

中学時代二人がつきあっていたこと

当麻は今でも優里亜に惚れてること

静と恵那はそんな二人を微笑ましく(?)思ってること。

優里亜は当麻にキツイことを言うが当麻と話した後は顔つきが優しくなること。

 

場面変わって

翠(モノローグ)「私は満ち足りている 教師になって本当に良かった」

更に場面変わって 夕暮れの中、仲良しの詩乃と千翔子が下校している。

それを二階の窓から眺めている黒木唯。

「厄介な女」とつぶやく。

 

教室では市川先生(学年主任の男性教師)が虐めの痕跡が無いか調べている。

市川先生にチクったのは剣道部の涼。

「なぜ大瀬戸先生でなく私に?」と涼に尋ねる市川先生。

「(市川)先生は自分のためより生徒のために動いてくれるとくれると思ったから」と涼。

病院 53話 あらすじ

心療内科に通う詩乃の話。

診療内科の先生は詩乃の親戚。

詩乃はおばあちゃんと暮らしてることが明される。

それから詩乃が母親に虐待を受けていたことも明される。

そして過去、椅子で母親を殴って失神させている詩乃も描かれている。

詩乃については「あの子随分変わりましたよ」と心療内科の先生(緒方先生)

ただし、詩乃は「薬をもっとください」と様子がおかしくなっている。

 

場面変わって 街中、雑踏の中で苦しそうに立ちつくしている詩乃。

恐怖 54話 あらすじ

「人が怖い」と未だ精神状態が安定しない詩乃の様子が描かれている。

この日は休日で親友の千翔子と一緒に映画を見に行き楽しく過ごす。

詩乃(モノローグ)「千翔子はこっちに来てからの親友で義理堅くてちょっと抜けてて、可愛いいい子だ」

詩乃(モノローグ)「私は今一人じゃない、でも、それだけじゃ幸せじゃないの」

記憶 55話 あらすじ

詩乃の記憶回

中学時代、上着を脱がされ下着姿で写真を撮られたり、それを嬉しそうに見せてくる神谷ちはる(舞の友人)

薬の影響でまどろんでいる詩乃

(モノローグ)「このままじゃ近藤さんが孤立しちゃうし、(美波と)仲直りできるといいね」

詩乃(モノローグ)「もっともっと堕ちていって欲しいな 藤塚さんもようやくいじめを楽しめるようになってきたようだし、頑張ってもらわないとね、苦しむ姿を見せて、歪んだ表情で私をご覧 そしてあわよくば」

「苦しんで苦しんで孤独に死ね」

(千翔子に言えないことがある「ごめんなさい」と思いながら)

「おやすみなさい」

長袖 56話 あらすじ

千翔子が体育の時間ドッジボールでぼんやりしていた舞を狙ったら、舞が足をすりむく怪我をしてしまう。

「わざとしたわけじゃないけど・・・」と悩んでいると黒木唯が「気にすんなよあれくらい」と声をかけてくる。

「小田切は一緒じゃないのか?」と詩乃のことを気にする唯に

「なんで詩乃のこと気にするんだろ?」と不思議に思う千翔子。

「言っておきたいことがある」と唯。

対峙 57話 あらすじ

「小田切には気をつけろ」と唯。

唯「小田切はお前に隠してることがあるかもしれない、それはきっと、お前を傷つける」

不快に感じて唯をふりきる千翔子。

唯から逃げながら、葛西が怪我して保健室に行ったということは保健室で寝ている詩乃とはちあわせするんじゃないか?と気づく千翔子。

 

場面が変わって保健室

詩乃が寝ながら考え事をしている

「今も昔も私は決して強くない せめてその弱さを悟られないようにしなければ」

そこで舞が保健室に入って来る。保健室の先生はいない。

舞に話しかけてくる詩乃

狂気 58話 あらすじ

詩乃「ああ、そうだ良かったね近藤さん見方してくれたみたいでさ、、、ああ、安心して何もしないわよ、今はね」

詩乃「誰でもいいってわけじゃないから、でも面白くはないわね」

詩乃「もっと泣き喚いてよ、もっともっと苦しい思いしてしんどい思いして壊れていってよ・・・いつまで学校に来るの?はやく消えて ウザいなぁ」

口論になった後に

詩乃「メンタル病んでる人の中には自傷する人いるじゃん?あれ、なんでだろうって思ったことない?」

「ねぇ、思ったことない?」

「ねぇ?」

詩乃(うざいなぁ)

赤色 59話 あらすじ

舞の前でカッターで手首を切ってみせる詩乃

舞(心の中で)「こいつ あたまがおかしい」

 

千翔子が保健室に走って来る。

舞はもういない。

詩乃は手首から血を流している。

「なんでもない」という詩乃。

舞は校庭にでて青ざめている。

千翔子は「許さないよ葛西」と考えながら詩乃を抱きしめる。

舞ちゃん(青ざめ)

狂気編 (46~59話) 感想

ちょっと長いですが、46~59話の感想です。

中学時代の詩乃への虐めはここまでで

蜘蛛を顔に押し付けられる、トイレに顔を突っ込まれる、服を脱がされて下着の写真を撮られる・・・という酷い物だったことが描かれています。

その同時期と思われる時に、家では母親に虐待されていたことも描かれています。

詩乃は母親に逆襲して椅子で殴りつけて母親を失神させます。

おそらく転校の理由は舞達の虐めではなくて、こっちのほうです。

中学の時の虐めの時、現場にいた舞は「蜘蛛を持って詩乃の顔に押し付ける役」をやっています。

他は側でスマホを弄っていて虐め自体には参加していない様子です。

詩乃に関しては「こんな環境では頭がおかしくなっても仕方なくないか?」と思えます。

むしろ、おかしくならないほうが”おかしい人”でしょう。

 

現在の詩乃は舞が目の前に現れたことで日々憎しみを募らせ、薬の量が増えていっていますが、そんな中親友の千翔子だけが心の支えになっています。

ただ、もう「千翔子を捨ててでも葛西を追いつめる」とは決心している様子です。

期待のイケメン唯君は、千翔子に絡んで行ってますが、この人は結局「葛西なんかどうでもいい」と思ってるフシがあります。

千穂のことは気にしている様子。

 

葛西さんの心配をしてるようで、自分の環境を守りたい気持ちが出てしまってる大瀬戸(翠)先生。

「虐めって楽しいじゃん」と本音を言う萌菜。

ただ優里亜に惚れてるだけで優里亜を守ろうとする当麻。

けっこういろんな人の思惑が乱れていますね。

59話(赤色)ラストで青ざめてる葛西さんが

笑っちゃいけないんですが、なんか面白かったです。

「そりゃこんな女子がいたら気持ち悪いよ」と思わずにいられない。

まあ葛西さんの場合は自業自得の面があるので、本気で気持ち悪がってもらうしか無いのですが。

 

このあたりから詩乃の頭の中の歯車は狂っていって、黒木唯もそろそろ動き出します。

葛西さんとは全く関係ない方向へ・・・(笑)

これ、連載時に読んでる時はただ千穂ちゃんの無事だけが気になりました。

葛西さんも好きだけど「千穂はこんな争いに巻き込まれなくていいだろ」と思います。

「じゃあ自分が千穂の立場だったら何をするんだよ?」と考えたら結構難しいんですけどね。

優里亜に「しゃしゃって来るな」と言われるようなことをするべきなのか、でもこれ本来「悪い子」ではない優里亜もおかしな方向へ進んで行ってしまっただけなので

誰かが止めた方が良いのでしょう。

それが大瀬戸先生(翠ちゃん)の役目でしたね。

翠ちゃんも悪い先生とまでは言えないのですが、新任教師で余裕がないのでしょう。

男子の大倉涼君が学年主任の市川先生にチクったのでこちらの先生の動きにも期待するしかありません。

50話についているキャラクター紹介の内容

葛西 舞・・・height:157cm weight:50kg 素直じゃないのが結構深刻な欠点。 いじめには耐えているが、泣いてしまうことも。 猫派。猫の前でだけデレデレ。

小田切(玖村) 詩乃・・・height:160cm weight:51kg いじめの黒幕。舞を恨む。なんらかの薬を常用している。お笑い番組が好き。日曜の大喜利番組は欠かさず観ている。

藤塚 優里亜・・・height:164cm weight:46kg いじめの実行犯。ド貧乳。祖母が外国人のため、海外でも通じり名前をつけられた。料理が壊滅的。

近藤 千穂・・・height:156cm weight:49kg いじめを嫌がり先生に告げ口した。美波とは従姉妹。喧嘩しつつも仲は良い。少年漫画が好き。

黒木 唯・・・height:173cm weight:62kg 物静かな男子。詩乃の本性を知ってしまった?整理整頓が苦手。

栄 千翔子・・・height:162cm weight:53kg 詩乃の親友。スポーツが得意。詩乃が中学時代いじめられていたことを以前から聞いており心配している。子供向けアニメやキャラクターが好き。

金谷 恵那・・・height:155cm weight:63kg

名取 静・・・height:149cm weight:47kg 優里亜の友達。それぞれ過去に優里亜に助けられ、彼女を慕っている。

当麻 篤史・・・height:174cm weight:64kg 優里亜が好き

(その他のキャラクター説明)

  • 宏樹・宏子は兄妹。いじめは静観。
  • 萌菜は昔静をいじめていたため優里亜に嫌われている。ぶりっ子。
  • 涼は唯と宏樹の友達。剣道部。
  • 伊藤は当麻のお気に入り。気弱。
  • 大瀬戸は舞達の担任。前職でパワハラにあっていた。
  • 市川は学年主任。40代。厳しいが頼れる。
  • 長谷川は理科の教師。30代。美人で色気がある。
  • 原本は国語の教師。見た目も中身も菩薩。



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