傷だらけの悪魔 栄千翔子編(60~69話) 感想

約 12 分


栄千翔子編 感想

栄千翔子編 登場人物

葛西 舞・・・過去詩乃を虐めていたグループにいた女の子、現在(高校生)は詩乃に標的にされている

小田切(玖村) 詩乃・・・舞へ復讐をしている女の子 心療内科へ通っている。千翔子は親友。

栄 千翔子(チカコ)・・・詩乃の親友、唯(男子)、宏樹(男子)、橋本潤平(年上の男子)の友達。小学生まで男子とばかり遊んでいたので女子にとけこめない。

澤井 美保・・・千翔子が進学した女子中学校のクラスメイト。千翔子が顔を見てすぐ「カワイイ」と思ってるので美少女。

アキちゃん・・・千翔子と美保とアキ、三人で仲良くなった。三人グループの中でもクラスの中でも美保が発言力があり、皆がそれに従う関係。

黒木 唯・・・千翔子のことが好きな男子

花房 宏樹・・・唯、千翔子、宏樹、潤平で小学校時代仲良しだった。

橋本 潤平・・・小学校時代の唯、千翔子、宏樹のサッカーコーチ兼、友人。千翔子達から見たら「頼れるお兄さん」的な人。

栄千翔子① 60話 あらすじ

千翔子(モノローグ)「女って本当に面倒くさい、褒めているようで実は貶める 笑顔の裏には嫉妬や蔑(さげす)み 他人を蹴落とそうとするときの謎の団結力 ホントあれ醜くて嫌になる けれど悔しいことに あたしもまた紛れもなく その面倒臭くて醜い生き物なのだ」

小学生時代、運動神経が良かったので男子とばかり遊んでいる千翔子の様子が描かれている。

千翔子はスポーツができるので中学は県外の女子中学校へ進む。

唯や宏樹、潤平とお別れするのは「寂しいなぁ」と心中では思っている。

 

県外の女子中学校「相秦(あいしん)学園」での初日

たまたま席が近かった澤井美保と仲良くなる。

そのままアキちゃんという女の子とも仲良くなって3人組になるが、千翔子はしだいに話題についていけない自分に気づく。

女の子が好きなアイドルや雑誌の話がわからない。

わからないから「理解したい」と思うのだけど、やっぱり「わからない」

朝練で疲れて机にうつぶせて寝ていると美保、アキが「トイレに行こ!」と誘ってきた。

栄千翔子(吊り目)

栄千翔子② 61話 あらすじ

千翔子は寝てるのを起こしてまで一緒にトイレに行こうとする美保らが理解できない。

千翔子(モノローグ)「一緒にいたいと思ってもらえてるのは嬉しい 一人にするまいと気を遣ってくれるのだってありがたい けどここまでお互いに拘束されるのって疲れないのかな?」

千翔子(モノローグ)「あたしは疲れる 友達なんだし、ちゃんと言おう あたしが合わせるだけじゃなくて二人にもあたしのことわかって欲しいと思う」

千翔子(モノローグ)「今までずっとそうしてきた 唯も宏樹も潤ちゃんも言いたいことを言いあって喧嘩して仲良くなった そうやって絆をつくったから」

「あたしはいいよ」とトイレの誘いを断る千翔子

千翔子(モノローグ)「結論から言うと美保ちゃんとあきちゃんはあたしのことが理解できなかったらしい」

美保とあきちゃんは徐々に千翔子から距離を取りだし、しだいにいつも一人でいる千翔子を見て笑うようになった。

他のクラスメイトは「仲間外れにされたチカちゃん」を仲間に入れてくれるようなことは無く、距離を置いてただ笑っているようになる。

そして体操着にチョークの粉がかけてある等の嫌がらせが始まった。

千翔子(モノローグ)「男子だったらこんな感じにならなかっただろうなぁ 宏樹、潤ちゃん、唯 みんなに会いたいなぁ」

栄千翔子③ 62話 あらすじ

「潤ちゃんのお兄さんが免許取ったから」と、千翔子に会いに県外の女子寮まで潤平、宏樹、唯の三人が会いに来てくれた。

バカにしていた千翔子にたくさんの男子(イケメン軍団)が会いに来たことで驚くアキちゃん。

栄千翔子④ 63話 あらすじ

写メールを美保(寮生ではない)に送りながら、アキちゃん「あのプライドの高い美保ちゃんのこと 栄が男子はべらせてるって知ったら絶対キーってなるよー 超楽しみ」

翌日、中学に登校すると美保ちゃんが久しぶりに話しかけてきてくれて「嬉しい」と思いそうになった千翔子に

美保「サイテー」

まるで意味がわからず戸惑う千翔子。

場面変わってアキと美保が学校内か公園かのベンチに座って

美保「そんなに男が好きならもっと寄ってくるようにしてやろうと思って」と出会い系サイトに千翔子の写真を登録する。

栄千翔子⑤ あらすじ

「携帯電話を買ってもらった」と千翔子に電話をかけてくる唯。

千翔子は唯に女子ばっかりの中学でうまくやれていないことが言えずにモヤモヤしながら「みんな仲いいよ」と嘘をつく。

電話を切って外出したら、知らないおじさんに「君チカちゃん?お金ならあるからおじさんと遊ぼう」と腕をつかまれどこかに連れて行かれそうになって走って逃げる。

場面変わって橋本潤平(千翔子から見て年上のお兄さん)

出会い系サイトのサクラのバイトをしてる友人から「お前がコーチしに行ってたサッカーチームの子じゃない?」とラインが届く。

『なまえ チカ☆☆ 10代女子です(’ω’) 遊んでくれる人常時募集中 メッセージ待ってます☆ おじさま可!』

栄千翔子⑥ あらすじ

中学に登校するとひそひそ話の話題の的になっている千翔子。

先生に呼び出され小教室で「”栄が出会い系を利用している止めて欲しい”と匿名で頼まれた」と言われる。

そして先生に「一人でいるのをよく見かけるから心配していたんだ、こういうことをしているから友達がいないんじゃないか?」と言われる。

場面変わって美保とアキに「写真、アプリのこと何か知ってる?」と尋ねる千翔子。

「知らない」と美保。

千翔子(モノローグ)「いくらあたしが鈍くても 女子の考えが理解できなくても わかった それが嘘だということくらいは」

栄千翔子⑦ あらすじ

いきなり美保の頬を叩く千翔子。

千翔子「言ってくれなきゃわかんないよ ちゃんと話し合おうよ 美保ちゃんこないだあたしのことサイテーって言ったけど美保ちゃんの方がサイテーじゃん!!」

「キャー!!」と叫ぶ美保

アキちゃん(通りかかった先生に)「せんせー、栄さんが変ないいがかりつけて美保ちゃんをー!」

 

場面変わって実家の電話している千翔子

母「出会い系ってどういうこと?それにクラスの子を叩いたんですって?何があったの?」

千翔子「どうせ言っても信じない」(先生もクラスの子もあたしが悪いみたいに言う)

母「なに言ってるの チカの言うことを信じるわよ 当り前じゃないの」

週末実家に帰ることになった千翔子。

親と話してるうちに落ち着き、気持ちの整理がついてきた千翔子。

実家近くのコンビニで潤平に出会って、そのまま部屋に誘われる。

頭の中では「男にばっかりいい顔する」と美保の言葉がひっかかりながらついていく。

潤平の部屋でテーブルに向かい合いながら

潤平「俺は知ってるよ 出会い系のこと知ってるよ」

栄千翔子⑧ 67話 あらすじ

潤平「どういうことだチカ」

潤平「お前いじめられているのか? チカ話してくれないか」

千翔子(モノローグ)「なんて言ったらいい?トイレ一緒に行かなかったらいじめられたとか くだらなすぎるでしょ・・・」

潤平「出会い系のことは異常なことだ・・・俺に言えないようなヤバい奴に目をつけられてるのか ・・・悪い奴と一緒にいるんじゃないかって」

悲しい気分になって帰ってしまう千翔子。

 

見送る潤平の背後から唯が顔を出し、慌てて見ていたスマホを落とす。

拾ってあげた唯だが、潤平が見ていた出会い系サイトのスクリーンショットの千翔子のプロフィールが見えてしまう。

潤平に出会い系サイトのことを聞こうとしても答えてくれないので、走り出して千翔子に直接電話で問いただす。

千翔子(モノローグ)「唯・・・出会い系のこと知ってる?なんで?潤ちゃんが言ったの?唯が知ってるってことは宏樹にも?・・・唯や宏樹の口から他にも広がったらどうしよう」

唯の電話は「迷惑」と絶叫して切る千翔子。

千翔子(モノローグ)「違う・・・もっと言い方あるでしょ 心配してくれてるのに あたしってこんな性格だっけ あたしだって会いたがってたのに 自分のことしか考えられずに」

千翔子(モノローグ)「大事な人たちすら信用しないで 傷つけてしまうばかりで」

栄千翔子⑨ 68話 あらすじ

中学に登校して「ごめん」と美保に頭を下げる千翔子。

千翔子「叩いたことは謝る、ごめんね」

千翔子「でも美保ちゃんも謝って」

このままだと警察に行くことを告げて

「金曜日まで待つからそれまでに決めて」と言う千翔子。

 

場面変わって女子寮。

管理人室の前であきちゃん達が「サイフが無い」と騒いでいる。

千翔子はお風呂の脱衣所で自分の衣類籠の中に知らないサイフが入っていたので管理人室に届けに来た。

あきちゃんの友達「まさか盗んだの!? 最近栄さんあきと仲悪いじゃん 嫌がらせなんじゃないの?」

他の女の子たちも現れて

「あのっ・・・私たち・・・栄さんが盗むのを見ました」

 

場面変わって 失意の千翔子と両親

お父さん「転校しよう 後のことはお父さんとお母さんがなんとかする このままで終わらせはしない」

地元とは違う場所で一からやりなおす栄家。

携帯電話も買い替え、唯や潤平との関りも断つ千翔子。

 

場面は再度変わって、女子中学校。

先生に詰問され泣きながら全ての罪を美保になすりつけるアキちゃん。

更に場面変わって、転校した中学で小田切詩乃と出会う千翔子。

栄千翔子⑩ あらすじ

詩乃のことを「人の嫌がることを黙ってできる子」と思う千翔子。

だが、時々抑えきれない怒りの表情を浮かべる事にも気づいた。

そしてお互いひとりぼっちでいることに「ああ、この子も何かあったんだ」と思うようになる。

1年たって詩乃に前の学校であったことを打ち明ける千翔子、詩乃も同様に虐められていたことを教えてくれる。

 

場面変わって現在の高校、廊下を歩く舞の写真を盗撮する千翔子

千翔子「許さないよ、葛西」

傷だらけの悪魔 栄千翔子編(60~69話) 感想

もうね・・・千翔子には「ガッカリだよ」としか言葉がないですよね(笑)

なんで最後に盗撮始めるんだか。

 

この栄千翔子編では、活躍しそうで活躍してくれないイケメン「黒木唯」がどんな奴なのかようやくわかってきます。

ただ「千翔子に惚れてるだけ」でした。

舞と詩乃の近くをチョロチョロしてるのは「千翔子の友達の小田切(詩乃)ってどんな奴?」って興味を持ってるだけでした。

本当に残念な人しか出てこない漫画です。

まあ、でも千翔子はとっても良い子ですね、唯君が惚れるのはわかるよ・・・うん。

でも唯君には千翔子以外にも興味を持っていただきたいと思います。

あと67話で潤平に「いじめられてるのか?」と尋ねられた後に悲しい顔をした千翔子が

「(潤ちゃんその言い方って・・・)あたし帰るね」※カッコ内は言葉に出してない

と帰るのですが「その言い方って」と悲しくなってるのは、まだ美保とアキちゃんのことを「友達」だと思っていて

悪く言われたくなかったのだろうと思います。

相手はもう千翔子のことを陥れようとしか思ってないんですけどね。

ここから先は千翔子ちゃんと唯君の恋愛ストーリーも目が離せませんよ~(いや、けっこうどうでもいい)

美保ちゃん

65話の前にある「まとめ回」に書いてあること

(21~23話)

泊まりの行事で優里亜たちと同じ部屋になった舞

舞は押し入れに閉じ込められ、我慢できず失禁してしまう。

千穂は優里亜を咎(とが)めるが言い返され、美波も千穂が優里亜に楯突いたことを非難する。

(24~28話 千穂中学時代)

千穂と静は同じ中学で、千穂は静が萌菜にいじめられていることを知っていた。

助けたいと思いつつも行動できないでいたところ、優里亜が静を助ける。

安心した千穂だが、優里亜に「保身に走っていたのにいい人ぶる偽善者」だと言われる。

 

千穂・静・優里亜・恵那・当麻・萌菜が同じ中学で、高校に上がる前から面識がある。

(29~35話 合宿編)

さすがにやりすぎたと反省した優里亜、舞に謝るか迷う。

静が優里亜に黙って千穂に接触。

千穂、静にいじめをやめさせようと説得するが拒否されてしまう。

舞、これまでの自分を顧みるも気持ちに区切りをつけられず、優里亜の気持ちとすれ違う。

千穂、先生(翠)の部屋にいじめを密告する手紙を置く。

(36~39話先生視点)

手紙のことをほかの先生に相談する翠。

「支える」と言われる。

翠、舞に話を聞こうとするが舞は翠を信用せず拒絶する。

(40~45話 大瀬戸翠編)

新卒で入った会社で、周りの忠告を聞かず信頼した先輩にはめられ、パワハラを受ける。

その結果精神を病み退職。

非常勤で教員になることになり、高校生だった橋本に慰められ自信を取り戻す。

 

翠と橋本は2年以上前から面識がある。

(46~52話 注意と追求)

翠がLHR中に暗にいじめを注意し、優里亜がそれについてクラスの人間を問い詰める。

萌菜、千穂が先生に密告したのではないかと言い、優里亜が千穂を責める。

しかし静が優里亜を止めたため、代わりに美波が墨汁をかけられる。

当麻、萌菜の言動を不審がり問い詰めたところ、「いじめは楽しい」と言われる。

その後当麻が優里亜を気遣い程々にするよう忠告。

翠は結局「一応の責任は果たした」と自己満足し、

涼は市川に美波の件を相談した。

(53話~55話 詩乃と千翔子の休日)

親戚の医者のもとへ通う詩乃。

祖母は詩乃を気にかけ、医者に電話で病状を訊く。

詩乃、不安発作でトイレに駆け込み、薬を服用。

落ち着いた後千翔子と映画へ行く。

その夜舞への強い恨みを抱えて眠りに落ちる。

65話の前にあるまとめ回にあるキャラクター紹介

阿部 美波・・・千穂の従姉妹。(千穂の父と美波の母が兄妹)にきびを気にしている。

クラスでは目立たないほうだが、仲がいい人にははっきりものを言う。 愛想はあまりよくない。千穂とは仲がいいが、衝突も多い。家庭科部。

山本 萌菜・・・ツインテールがトレードマークのかわいい系美少女。ぶりっ子で男子や権力者に媚びがち。

女子からはあまり好かれていないが、一定の男子とは仲がいい。

優里亜とは距離をとり、表面上大人しくしているが彼女のことは毛嫌いしている。帰宅部。

市川直治(なおはる)・・・舞の学年の学年主任。46歳。妻は病気で他界しており、成人済みの息子が一人いる。担当は数学。常に服装違反の優里亜や当麻にしつこく注意する。

趣味はランニング。愛犬家でボルゾイ・豆柴・ポメラニアンを飼っている。

橋本 潤平・・・翠が初めて話した生徒。現在大学2年生。県外の大学に進学した。美形ではないが、穏やかで面倒見がよく年下にモテる。

しかし本人は年上好きである。

大学進学まで地元の小学校でサッカーの指導をしていた。

大倉 涼・・・唯と宏樹の中学からの友達。

豪快な性格で細々としたことは苦手。

女子のいじめは関わる気はなかったが、無関係の美波が見せしめ的に被害にあったことに疑問を持つ。

妹(中三)の友達とつきあっている。

緒方 要・・・詩乃の母の従兄弟。文乃の弟の子。精神科医。独身。ものすごくお酒に弱い。

小田切 文乃・・・詩乃の祖母。娘と孫を心配している。朝小学生の登校を見守るのが楽しみ。

小田切 彩乃・・・詩乃の母。現在は離れて暮らしている。昔詩乃に椅子で殴られたようだが・・・?


 


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