山本 萌菜 傷だらけの悪魔 感想17 キャラクター編⑦

約 3 分


キャラクターの感想⑦ <山本 萌菜>

COMICOで連載中の「傷だらけの悪魔」の感想です。

萌菜はたぶん今後は登場しないのでしょう・・・(残念です)

第75話の作者コメントに「萌菜は51話の終盤のセリフを言うために生まれたキャラクターで」と書いてあります。

その51話の萌菜のセリフは 「ただ単にいじめって されるのは嫌だけどするのは面白いじゃん 口ではどんなに綺麗事を言っても 実際のところ心の中に そういう気持ちがあるのよ」 です。

おそらくクラス1の美少女である萌菜からこんなセリフが出てきたことは衝撃ですが

ものすごく原始的な虐め問題の核心だと思います。

人間だけではなくて動物は「変わり者」を排除しようとします。

それは障がいを持った子だったり、とろくさい子、毛色が違う子だったりします。

なぜそんな本能があるかと言えば、集団を守るためらしいです。

一匹だけ群れの行動についてこれない者がいては群れ全体の邪魔

一匹だけ真っ白で目立つ子がいたら群れ全体を危険にさらす

醜いアヒルの子が虐められていたのは、アヒルの子では無かったからです

(強い個性があったから=他と違うから)

本能というのは、その動物にとっては「善」です。

ですから「善」として人間(他の動物も)は虐めをします。

本能には逆らえません。

萌菜はこれを「されるのは嫌だけど、するのは面白いじゃん」と言ってのけます。

「本能に従うべきではないか?」という提案ですね、これは。

人間は理性で「弱い者虐めはやめよう」と考えてます。

社会論とか法律論になると思いますが、全ての人に生存権はありますし、誰にも虐められることなく人間らしい生活が営めることになっています。

法律はそうだけど、人間の本質は違うし現実も違うと萌菜は考えているのでしょう。

萌菜は漫画の上ではもう登場シーンは用意されて無いかもしれませんが 成長していくとこう考えるのではないでしょうか 「虐めをしてみた、逆にされてもみた(LIME虐め編の後孤立)、してもされても面白いことでは無かった」 「何も得るものはなかったし、時間の無駄だった、もっと違うことに時間を使うべきだった」 「本能に従えばそれでいいというわけではなかった」

「人間として考えてみよう」

今はとても悪い子ですが「虐めっておもしろいじゃん」と人間の心の闇にスポットを当てた萌菜ですから きっと「人間の複雑な心全体(闇だけではない)」にも興味を持つんじゃないですかね?

萌菜は詩乃に感じるような「異常者」っぽさは無いので、これも一人の女の子の成長の途中の姿だと思います。

萌菜ラブレター



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